2011年3月14日月曜日

東日本大震災での今後の予測

宮城県警は県内の死亡者が1万人を超えるであろう見通しを発表した。
岩手でも同等の被害があるものと見られ福島の被害も大きいいため、
全体の被害はその数の倍以上となることが容易に想定される。

気象庁からは16日までにM7以上ある余震が起こる確率が70%以上との発表もあった。
また、19日までにM7以上ある余震が起こる確率が50%とのこと。

今朝、専門家による解説があった。
そこでは余震のほかに千葉県の東側での大地震の危険も示唆していた。
今回の地震は東北地方が乗っている北米プレートとその東側にある環太平洋プレートとの間で
起きた大地震で、そのプレートの東側であれだけの大きな振動があると北側、南側でも同様に
大きな振動が起こる可能性があるとのこと。ただ、北側は今回の地震以前にすでに起こっている
ために南側の千葉県沖くらいに大きな振動が起こる可能性が高いと語っていた。

日本は上記2つのプレートのほかにユーラシアプレート、フィリピン海プレートに乗っている。
そのユーラシアプレート、フィリピン海プレートにはさまれた駿河トラフによる振動が怖い。
駿河トラフは東海地震の震源となると見られている場所だ。

専門家が示唆した千葉県沖のフィリピン海プレートと北米プレートとの間で大きな振動が
あった場合、駿河トラフへの影響も気になるところである。これについては今回は語られて
いなかったが、大地震の話ではよく出る場所である。

どちらもないことを祈る。

ただ、M7クラスの余震はほぼ避けられないらしく、M6クラスの余震については1ヶ月間くらいは
数回あるものだろうと言われている。本日10時にあったM6.2の地震があったときに専門家は
「この程度のはまだまだありますよ」とのこと。振動はあってもどうにか持ちこたえて欲しい。

今以上の大きな災害が起こらないことを祈ります。

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